ソーシャルメディアの発展により、実際の屋外の展開よりもソーシャルメディアでのバズを意図したCGIによるOOH、いわゆるFOOH(Faux Out of Home)が大きな注目を集め始めています。
代表的な例としては、
メイベリン
バービー
アディダス
現実にCGI(Computer Generated Imagery)を重ね合わせることで現実にはないOOHを生み出すものです。非常に大きなインパクトを与え、ユニークな体験やソーシャルメディアで大きなバズを生み出すことという意味では非常に強力な武器足り得ます。
ARやプロジェクションマッピングから一歩進んだアプローチではあるとは思いますが、一方で実際には存在しないフェイクであることがブランド毀損のリスクをはらんでいることは事実でしょう。またARやプロジェクションマッピングがそうだったように、過度な使用は急速な陳腐化をもたらします。今後日本でもこのようなOOHは行われることになるでしょうが、生活者への理解の訴求とバランスが非常に重要でしょう。