iPhone 12からLiDAR(Light Detection and Ranging:ライダー)スキャナーが背面カメラに搭載されています。これは、以前あったMicrosoft Kinectのような仕組みで、カメラからレーザーを照射して、物体までの距離を測ることができるものです。それにより、被写体を立体的に描写することが可能になります。(ポートレートモードはこの機能を利用しています)
このLiDARを使ったアプリとしてScaniverseという3Dスキャナーアプリが有名かと思います。最近も赤ちゃんをScaniverseで3D化したTweetが話題になっていました。
Scaniverseのアプリでスキャンできるやつすごい!!想像の10倍きれいにうつった、、、!!!もっと早くやっておけばよかったー😭!!!! pic.twitter.com/1o02Jt96yd
— エミミ3m←39w6d (@okosodate) August 17, 2023
(おそらく)Scaniverseによる3Dデータ化と3Dプリンターでペット向けの義足を開発・提供しているのが、3D Petsという会社です。
この3D PetsがAppleのCMシリーズ「Shot on iPhone」に登場していますので、御覧ください。
技術の進歩により、非常に手軽にこのようなことを提供できるようになったことに驚きます。このように、自分の作ったものが社会に大きないい影響を生み出し、思っても見なかった効果を生み出すことは開発者冥利につきるでしょう。