BANK RUN: Freemium Movie
観客の携帯電話を利用した「インタラクティブ」映画が話題になっていますが、それと同様に映像の新しい見せ方を提供しているインタラクティブ・ムービーが非常に面白い。
制作はインタラクティブ・ムービーを数多く手がけるSilkTricky。
全編英語なので、英語が聞き取れないと今ひとつ話としての面白さが伝わらないかもしれません。
不正会計事件に巻き込まれる銀行員の話で、ポイントごとにキーボード入力によるユーザのアクションが要求されます。
このムービーを際立たせているのは、ハリウッド映画顔負けの展開も然ることながら、その提供方法。前半部分は上記サイトで無料で見ることができ、話がかなりの盛り上がりを見せたところで中断となります。後半部分はiPhone アプリケーション「BANK RUN」として提供されているもの(iTSリンク)[230円]を購入することでみることができるという、Freemiumな構造を取っている点です。
非常にテンポよく、作りこまれた映像でしかもかなり気になるところで前半が終了するので、アプリケーションへの誘導という意味では非常にうまく作りこまれています。Freemiumを利用した新しいコンテンツの提供方法として注目すべき事例だと思います。
日本放送出版協会
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「Social Seeds」
雑誌「Web Designing」3月18日発売の2010年4月号より新企画
Social Seeds
を連載させて頂くことになりました。その名前のとおり、ソーシャルメディアを使った先進的な事例を掘り下げる内容の連載です。国内の他のメディアではほぼみない事例を取り上げて行く予定です。 先月まで連載していたOne's Viewは1つのサイトについての紹介コラムという形で、4人の著者のひとりとして書かせて頂いておりましたが、このSocial Seedsではコーナーの企画自体も考えさせて頂いており、One's Viewよりも突っ込んだ内容となっています。ぜひ読んでみてください。詳細については後日記載させていただきます。

Web Designing 3月号
コラム「One's View」の僕の連載の最後となる2010年3月号が発売されました。
毎日コミュニケーションズ
今回は、「#000000book」について書かせて頂いております。また本文中に登場するiPhoneアプリケーション「Graffiti Analysis dust tag」はこちらからダウンロード(iTunesリンク)できます。ぜひ読んでみてください。
拙い文章で読みにくい所もあったかと思いますが、半年間ありがとうございました!

Skittles
以前取り上げた非常に野心的なデザインのサイトを展開していたSkittlesが、サイトをリニューアル。今回もまたやってくれました。
制作はBig Spaceship
今回のサイトの特徴は3つ。1つはすべてのコンテンツがソーシャルメディアを通して共有可能になっている点。
2つ目は「無限スクロール」。下にスクロールさせるとページの終わりがなく、永遠にコンテンツがダイナミックにロード差れ続けます。
3つ目は、MUST KISS RELAYやEternal Moonwalkと同様に、ユーザに決まったフォーマットのムービーを撮ってもらうことで、コンテンツが続いていくタイプの「SHARE THE RAINBOW」(サイトの右上FEATURESをクリック)。
前回もそうですが、先行するアイディアをコピーするのではなく、そこに一工夫を加えて、ブランドらしさを出しているところが非常に面白い。
必見!

Brand Bowl 2010
本日U.S.で最も高い視聴率を誇るスーパーボウルが開催されています。その放送中のCMは毎年多くの注目を集め、翌日のメディアでは放送されたCMの講評が行われます。そのCMの講評をリアルタイムに行ったらどうなるかというサイトが登場。
仕掛けたのは、エージェンシーのmullenとソーシャルメディア効果測定サービスのradian6
リアルタイムに講評を行うために使われたプラットフォームはTwitter。上記サイトからTwitterアカウントでログインしてつぶやくか、Twitterでハッシュタグ#brandbowlをつけてつぶやかれた内容をマイニングして、つぶやかれた数はもちろん、ポジティブな意見数とネガティブな意見数の差、全体に占めるネガティブではない意見の割合、から順位を算出して リアルタイムに表示。
テレビというメディアをウェブで拡張するこのような試みがリアルタイムで行われることに時代を感じます。

「画像認識」新聞
もしかしたら、これが発行部数減少が続く新聞や雑誌に残された最後の、そして最高の希望かもしれません。スイスの最大発行部数のタブロイド紙「Blick」が画像認識エンジンを提供しているkooabaと組み、新聞全ページをkooabaのアプリケーションで認識できるように変更。それがどういうことを意味するのかはとりあえず以下のkooabaのデモムービーを御覧下さい。
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
Blickで実際にどのように動作しているかはこちらのムービーを御覧下さい。
つまりは、iPhoneもしくはAndroidのkooabaアプリケーションで、Blickのページを写真にとると、そのページに付随した情報に加えて、PDF化されたページを手に入れられるようになっており、さらにFacebookなどのソーシャルメディアで共有することも可能。ユーザはkooabaのサイトにログインすることで、スナップしたページの情報をいつでも見ることも可能になっています。
このような新聞の画像認識を行う試みという意味では、日本でもクウジットと博報堂DYメディアパートナーズ、朝日新聞が組んで、新聞広告に専用マーカーを埋込、それをA-Clip(iTunesリンク)という専用アプリケーションで読み込んで付加情報を提供することをやっています。また物理的に存在するもの、例えば新聞そのもの(いわゆるアトム)を買うと、デジタルコンテンツ(いわゆるビット)がついてくるというモデルはエニグモが一瞬だけ始めたコルシカ(現在はサービス停止中)が同じことをやっています。
しかしkooabaが画像そのものを認識するのに対して、A-Clipが専用マーカーを必要とする点、コルシカは著作権でもめてサービスがそもそも停止中であることを鑑みても、如何に技術的、政治的に難題が多いかがわかるかと思います。それに対して新聞社そのものが主体となって、このようなサービスを立ち上げたことは非常に大きな意味を持つでしょう。それだけ現状に危機感を感じているということの裏返しなのでしょうが。。

McDonalds x Avatar :: ARG + AR
日本でもマクドナルドで映画「アバター」 のプロモーションが行われていますが、USで行わているキャンペーンがちょっと面白い。
12/17から映画公開まで(現在は終了)は、Twitterのマクドナルドのアカウントを使って、暗号を出題。それを解読し、CODE BREAKER COUNTDOWNという特設サイトに答えを入力できた先着10名には、ビックマックの食事券やAvatarのペアチケット、そしてさらにはアバターのプロデューサー、 「Jon Landau」宅でアバターをJonの解説付きで見ることができる権利がプレゼントされるという企画を実施。
さらにTotal Immersionと協業し、全米で12/18から販売されたビックマックにThrill Cardと呼ばれるAR(拡張現実)マーカーを封入。それを下記、
でかざすと、PandraQuestと呼ばれるARゲームを体験できるようになっています。どんなものかは以下のムービーを御覧下さい。
(Youtube;要Flash:BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
McDonaldsがTwitterをプラットフォームとして選択することに時代を感じます。またARもムービーを見る限りさすがTotal Immersionと思えるクオリティ。
Flash待受とかいいから、日本でも展開してくれないでしょうか。。

ホーム"Twitter"アローン
Twitterを使って非常に面白い試みが現在リアルタイムで進行中。
ジョン・ヒューズ制作、クリス・コロンバス監督でマコーレー・カルキンをスターに押し上げたコメディ映画「ホーム・アローン」をTwitterを使ってリアルタイムに再現。
登場人物の22のアカウントを使って、映画と全く同じ時間軸でセリフがつぶやきで展開されていくというもの。
制作は、Nation
リアルタイム性とつぶやきの一人称という点を非常に見事に使った試みです。必見!
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