Prius Experience
TOYOTA USがPrius ExperienceというiPhone用アプリケーションをリリース。
一見したところ、360°パノラマでプリウスの内装を見ることができたり、ミニゲームができたりなどとよくありがちなブランディング用アプリケーションのように思われます。
ところが、このアプリケーションを際立たせているのが、「draw」という機能。
ユーザがiPhone画面を指でなぞって、樹を書くと、それが画面に合成されてプリウスの走行アニメーションの背景として表示されるというもの。そしてさらに、イニシャルを入力して、サブミットすると、ニューヨークのタイムズスクウェアにある電光掲示板に投稿することもできる。
実際にどのような感じかは以下のムービーをごらんください。
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
もちろん日本のストアでも上記アプリはダウンロードでき、日本からでも投稿できます。ニューヨークにわざわざ行くのは大変なので、こちらのウェブカム映像から確認できるかもしれません。
制作はSaatchi&Saatchi LA。
プリウスのキャンペーンテーマである「Harmony Between Man, Nature and Machine」を形に落とし込んで表現しているのが素晴らしいです。ただもう1歩なにかひねりが欲しい気がしないでもないですが。。

暗くなるまで待って
若干セクシャルな内容が含まれます。会社で読むには少し適しません。
ウルグアイで、Axe Day & Nightの雑誌に掲出された広告。

コピーには、「この広告を完成させるには、午後9時以降に2345にAxeを送って」と書かれています。
午後9時以降上記番号にMMSを送ると(もちろん日本からは送れません)、画像が返信され、その画像を携帯に表示させた状態で上記の広告に重ねると、、

というように「完成」します。同様のアプローチはSchiesserのBluetoothを使ったものや日本では以前とりあげた「ぴたっち」がありますが、時間を限定してMMS経由でAxeらしい画像を配信するという発想が面白い。
ちなみに似たアプローチをとる看板もあり、こちらは夜だけバックライトが点灯して全体像をみることができるというもの。


Papa John's AR Driving
AR(拡張現実)の話題ばかり続きますが、宅配ピザチェーンのPapa John'sが非常に見事なキャンペーンを実施。
宅配ピザの箱に印刷されているマーカーをウェブカムにかざすと、カマロがオーバーレイ表示され、ユーザはそのカマロを運転するゲームをプレイできる。
プレイすることで、「道の途上におかれている看板」にあるクーポンを手に入れることができるという仕組み。
しかも創業者“Papa” John Schnatterが創業資金のために手放した1972年型Z28カマロをユーザは操作し、HQがあるルイヴィルに向かうという内容。詳細は以下のムービー参照
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
AR(拡張現実)を使って単に3Dオブジェクトを表示させるのではなく、それによってゲームを提供し、ユーザにクーポンというインセンティブと「カマロ」によるブランディングを行うという、本当に見事すぎるほど見事なキャンペーン。
ARを使うと、極論すれば、ARを使うことが目的かしているサイトが多いなかで、このような意味ある形で自然に使われているのが本当に素晴らしいです。

What's happening ?
アメリカ、携帯電話キャリアSprintの新しいプロモーションサイト。
What's happening ?

(要Flash;BGMあり)
リアルタイム性を出したサイトで、その小気味よい動きとともに、コンテンツも非常に面白い。そしてそのサイトCM二つ
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
内容が若干シニカルですが、こちらも構成、テンポともにすばらしく引き込まれます。
CMとサイトともに見事なまでに完成されていて、本当に素晴らしいです。必見!

BMW Z4 AR PaintBrush
Ford Kaに始まり、シトロエン C3、Toyota IQなどさまざまな車のプロモーションツールとして使われ始めているAR(拡張現実)。
そのような事例の中でも、もっとも見事にかつ意味ある形でARを利用したプロモーションサイトがBMWから登場。
CMで以下のようなタイヤの軌跡を描くムービーを流し、
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
それと同様に、ユーザがタイヤの奇跡を描くことができるゲームをARを利用して提供。ユーザが作った軌跡は、Facebookに投稿もできるという仕組み。
詳細は以下のムービーをご覧ください。
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
現在のところ、Windowsのみで、ARアプリケーションは動作。Mac版はまもなくリリース予定。
AR作成ツールはおそらくmetaio。
技術の使い方も使いどころも、メディアの組み合わせもその演出もすべてがすばらしい。

Space is the Limit
スウェーデンのインタラクティブ・エージェンシー「Hyper Island」がメッセージを宇宙に届けるサイトをローンチ。
Space is the Limit

(要Flash)
このサイトは、Hyper Islandが毎年開催しているインタラクティブ・アート・ディレクター・スクールの今年度のメンバーが卒業制作として、立案、構築したサイト。
ウェブ上でメッセージを入力すると、PV3Dで構築された空間に浮遊し、そして実際に、 Swedish Space Corporationの協力のもと、Rexus5というロケットで実際に今年4月にそのメッセージを宇宙に打ち上げるというもの。
メッセージは3月末日まで受け付け。
正直なところ、サイトデザイン自体は今一つですが、発想は面白いです。
Via :: Hyper Island blog

AC/DC チケット解放戦線
AC/DCのパリ公演のチケットが8枚に「誘拐」され、監禁されるという事件が発生。
AC/DC チケット解放戦線を名乗るテロリスト?からの犯行声明を入手。
FRONT DE LIBERATION DES PLACES DE CONCERT D'AC/DC
(Youtube;要Flash;BGM必須;RSSリーダによっては表示されません)
もちろんこれは事件ではなく、 チケットの氷漬けやExcelによるPV、ピクセルアートのライブサイトなどバイラル・プロモーションに非常に力を入れているAC/DCが行った新たなプロモーション。1時間で完売してしまったチケットをファンのために8枚用意し、パリ各地に隠し、みつけだした人にプレゼントするというもの。ヒントは、Highway To AC/DCで公開される。
単に8枚チケットをプレゼントするのではなく、宝探しというか、ARGというか、+αの要素を追加したのがAC/DCらしい。テロリストっぽくするのはどうかと思いますが。。
コアなファンが着いているAC/DCならではの手法であるのかもしれませんが、面白い。

Crime Medicine
またスウェーデンからテレビとウェブのみごとなクロスメディアサイトが登場。
テレビでまず下記のようなCMが流されました。
CrimeMedicine
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
そしてCMの最後に出てくる診断書なしでも薬が買えるサイト
何か薬をクリックしてみてください
CM、サイトともにスウェーデン語ですが、わからなくてもまったく問題はありません
このサイトはスウェーデンのThe Medical Products Agencyが、スウェーデンで深刻な問題となっているオンラインでの薬売買防止のためにローンチしたサイト。スウェーデンでは医師の診断なしに薬をオンラインで購入する人が急増。その結果、低品質な薬や症状にあわない薬を服用し、体調に影響がでるということが続発しているということです。
その事実にも驚きましたが、このようなCMをテレビで流してウェブに誘導するという企画を公的機関が行ったこと、そしてそのサイトのセンスに脱帽です。
Via :: adverblog








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