THE VOTARY OF THE POWER OF DESIGN

「デザインイノベーション」

 デザインの意義を解き明かす本当にすばらしい1冊。もし読んでいないなら、絶対読むべき本です。


 



デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手



ハルトムット・エスリンガー

翔泳社

売り上げランキング: 62460





 


だれもがその作品に触れたことがあるはずのU.S.の戦略デザインファーム「frog design」の創設者、ハルトムット・エスリンガー氏が「デザインとは何か?デザイナーは何をすべきか?」を問う内容。

前半部分では自伝的内容で、1969年の創設時から世界的なデザインファームを築くまでを著している。その明確なビジョンを作り上げることも、それを精緻に実行していく様も、心持ちも生々しく書かれており、スタートアップなどの人はぜひ読んだ方がいいと思います。


それ以上に圧巻なのが、後半部分。既存のデザイナーの意義を真っ向から否定し、オープンソースに代表されるようなクラウドソーシングやユーザの声に真摯に答える新しいデザイナー像を提示している。何かを作り出す「デザイナー」はもちろん、そうでなくとも大きな影響を受けることは間違いない1冊です。ぜひ是非読んでください。


 

[Mon, 09 Aug 2010 18:05:00 +0900] edited by tomo

「デザイン思考が世界を変える」

IDEOのティム・ブラウンの著書。 


 



もし読んでない人がいたら、ぜひ読んでほしい1冊。デザイン思考の本ですが、顧客が形にできないニーズを汲み取り、それを飛躍的な発想で解決するというプロセスが実例を元に精緻に解説されています。もののに限らず、システム、サービス、経験を、徹底的にそこに関わる人間を観察することで、全く新しいイノベーションを生み出す方法論です。デザインに関わる、かかわらず本当にいろんな人に読んで欲しい本です。


 

[Fri, 18 Jun 2010 18:00:00 +0900] edited by tomo

3月に読んだ本

遅くなりましたが、3月に読んだ本です。


 



なぜデザインなのか。


なぜデザインなのか。
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原 研哉/阿部 雅世

平凡社

売り上げランキング: 40615







原研哉氏と阿部雅世氏の対談集。取り上げる話題はかなり広範で、視点も面白く非常に理知的。デザインに興味ある人もない人にも、自信をもって勧められるかなり1冊です。


 



陰の季節 (文春文庫)


陰の季節 (文春文庫)
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横山 秀夫

文藝春秋

売り上げランキング: 19112







横山秀夫らしさあふれる1冊。閉鎖された人間環境の中で生きる人間の葛藤が本当に精緻に描ききられています。面白い。


 



小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)



ジェイソン フリード デイヴィッド・ハイネマイヤー ハンソン

早川書房

売り上げランキング: 1205







もし未読なら本当に本当に1度読んでください。かなりおすすめ。少数精鋭のソフトウェア会社37signalsにおいて文字通り小さなチームが大きな仕事をするための法則というかノウハウ、心持ち集のような1冊。世の中に求められているものを作ることに対する姿勢やその働き方への姿勢にはとても揺り動かされました。新書なのですぐ読めますし、本当におすすめの1冊です。


 



生命保険のカラクリ (文春新書)



岩瀬 大輔

文藝春秋

売り上げランキング: 312







生命保険会社の宣伝だということを差し引いても、かなりわかりやすく必要十分な情報がまとまっています。ぼんやりとしかわからなかった生命保険の仕組みが本当によくわかります。生命保険に入る前には一読を強くおすすめします。


 



iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books)



西田 宗千佳

エンターブレイン

売り上げランキング: 163







装丁がかなり安っぽいのが本当に残念な1冊。豊富な取材や客観的な視点で非常にわかりやすく解説しています。電子書籍のことはこれを読めばとりあえず一通り抑えられると思います。注目を集める電子書籍だけに読むべき1冊です。


 





クラウド・コンピューティングの解説から、それに基づいたビジネスモデルまで幅広く解説。丁寧に書かれていて、技術に明るくないひとでもすんなり読める内容です。今後の3社の動向を考えるという意味でもよい本だと思います。


 


以上6冊


 

[Sun, 09 May 2010 11:40:00 +0900] edited by tomo

2月に読んだ本

かなり遅くなりましたが、2月に読んだ本です。



もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら






話題の本。ドラッカーのエッセンスを凝縮して、高校野球を舞台にすることで非常にわかりやすく解説した1冊。ドラッカーを読んだことがない人の一歩としてはかなり面白い。これを読んで興味がでたかたはぜひ本編の マネジメントもご一読を!


 



「オバマ」のつくり方 怪物・ソーシャルメディアが世界を変える



ラハフ・ハーフーシュ

阪急コミュニケーションズ

売り上げランキング: 99853







オバマ陣営がソーシャルメディアをいかにキャンペーンにいかしたかを詳細にわたって解説。単なるウェブ上の戦略だけではなく、データマイニングやスタッフ間の連携、現実のキャンペーンへのフィードバックなど(古いですが)クリック&モルタル戦略まで解説されており非常に面白いです。ソーシャルメディアに興味がある人は必読!


 



Beyond Interaction ―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門



田所 淳 比嘉 了 久保田 晃弘

ビー・エヌ・エヌ新社

売り上げランキング: 55537







こちら参照。openFramework解説本。かなりわかりやすいし、合間のインタビューなども面白いです。


 



目のつけどころ


目のつけどころ
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山田 真哉

サンマーク出版

売り上げランキング: 32880







さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の著者による発想法の本。なのですが、ノウハウというよりパターン周で、正直内容がかなり薄いです。


 



著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A)



福井 健策

集英社

売り上げランキング: 10568







本当に本当に読んでください。重要度をますます高める著作権ですが、最新の事例を多数とりあげ、二次、三次創作、フェアユース、アーカイブ化など特に現代問題になる事例をかなり丁寧に解説しています。デジタルコンテンツに関わる人は必須の1冊です。


 



社会が変わるマーケティング――民間企業の知恵を公共サービスに活かす



フィリップ コトラー/ナンシー リー

英治出版

売り上げランキング: 107105







パブリックセクターにおける素晴らしい公共サービスとそのマーケティング手法を解説した本ですが、その手法はかなり注目に値します。読み物としても面白いです。


 


以上6冊

[Sun, 02 May 2010 11:45:00 +0900] edited by tomo

1月に読んだ本

もう2月も終わろうとしていますが、1月に読んだ本です。


 





かなり話題になっている1冊。リッツ・カールトンのような精神をもったオンラインシューズ・ショップ「ザッポス」の解説。もしまだ読んでいない方がいたら、絶対読んでみてください。素晴らしいです。


 





「mixi年賀状」などを手がけた須田和博氏の著書。自身のオールドメディアからソーシャルメディアなどのニューメディアへの移行の過程が生々しくて面白い。提示されるユーザに響く広告の条件が「中川淳一郎」氏と被っていることもある意味面白い。


 





こちら参照。


 





アル・ゴア氏による不都合な真実の続編。気候変動に対してどのような解決策があるかという例示や個々人のメンタリティーについて、かなり深い考察がなされています。しかもかなり読みやすいです。


 





いわゆる「ソーシャルメディアマーケティング」の本ではありません。コトラーが説くCSRやコーズマーケティング解説本です。非常に新しい視点が満載で、一読の価値はあります。社会起業家などに興味ある方は絶対読んだ方がいいです。


 





GEと言えば、どうしてもジャック・ウェルチのイメージですが、彼ではなくその後任「ジェフリー・イメルト」に焦点をあてた1冊。9.11やエンロン事件、原油高騰など危機の中で、ウェルチ以上とも思える驚異的な成長を果たしている背景が詳細に解説されています。新しいタイプの経営者像としてかなり面白いです。


 


以上6冊


 

[Thu, 25 Feb 2010 18:30:00 +0900] edited by tomo

「Beyond Interaction」

このサイトでも何度となく取り上げていますが、メディアアートやインタラクションデザインの制作環境として注目を浴びる「openFrameworks」。そのopenFrameworks単独としては、世界初の解説書がリリース。



Beyond Interaction ―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門



田所 淳 比嘉 了 久保田 晃弘

ビー・エヌ・エヌ新社

売り上げランキング: 1067





本当に基本的なことから豊富なサンプルを交えて解説しています。丁寧かつ精緻な語り口で、openFrameworksの入門書としてはかなりいい1冊。openFrameworks始めてみたいけど、日本語のリソースが少なくてという人にはかなりおすすめです。


 

[Mon, 22 Feb 2010 12:05:00 +0900] edited by tomo

「今ウェブは退化中ですが、何か?」

ウェブはバカと暇人のものの中川淳一郎氏の新作。



退化しているという根拠等が薄弱で、論拠となっている部分も新しいものが少なく、タイトルと内容がかけ離れているのが気になります。また感情的な批判が多いと書いていながら、自らも感情的な文章が散見されるのも気になります。恵比寿ガーデンプレイスのアナウンスの件や不倫旅行?というクレームの件はウェブと切り離して、日本の病的な側面として捉えるべきだと思う所をウェブに由来すると断じているのはいかがなものかと思います。

とはいえ、Twitterの長所の代替可能性の件やコミュニティ醸成の難しさなど、他の書籍ではなかなか書かれていない事も多く読む価値はあります。そしてウェブの良い面を論じる書籍では感じられない、著者や企業担当者の前作から続く「炎上」に対する過剰警戒とも言える対応が反映しているといえる現在のソーシャルメディアを取り巻く一部の空気感を感じられることが一番読む価値として大きいように思われます。


 

[Tue, 09 Feb 2010 17:45:00 +0900] edited by tomo

12月に読んだ本

2009年12月に読んだ本です。


 



2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)



佐々木 俊尚

文藝春秋

売り上げランキング: 6189







メディアを語る上でよく最近俎上にのぼる「コンテンツ」「コンテナ」「コンベア」の概念をもとに既存のメディアのビジネスモデルがどのように変質し、その結果限界が来ているのかを丁寧に解説しています。新書である以上、ボリュームの制限は仕方がないにしろ、若干説明不足に感じる所や論理の飛躍がみられますが、それでも概観するには十分過ぎる良書。これを鵜呑みにするのもやや危険ですが、視点を整理するという意味では非常によい1冊。未読の方はぜひ!!


 



世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある



シンシア スミス

英治出版

売り上げランキング: 673







とりあえず素晴らしい。「デザインの力」が本当に分かる1冊。後日詳細は書きます。本当に本当に読んで見てください。


 



フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略



クリス・アンダーソン

日本放送出版協会

売り上げランキング: 2







アトムが出る前にビットが文字通り、フリーで提供された事でも話題になった1冊。後日詳細は書きます。時代を読み解くには格好の内容です。


 



次世代メディアマーケティング



ケント・ワータイム イアン・フェンウィック

ソフトバンククリエイティブ

売り上げランキング: 735







偉そうな事を言って申し訳ないのですが、正直な感想をいうと内容が古いです。2007年後半、もしくは2008年初頭に出ていればもっと評価が違うのですが、2010年にこの内容で、この事例で出すのは少し違う気がします。ただデジタルマーケティングに関わり始めた方が入門書として読むにはうまくまとまっていて良いと思います。あとtwitterにも書きましたが、タイトルは間違いなく「デジタルメディアマーケティング入門」とかでいいと思います。


 



プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))



P・F. ドラッカー Peter F. Drucker 上田 惇生

ダイヤモンド社

売り上げランキング: 143







ドラッカー入門。ドラッカーの著作からエッセンスを抽出した1冊。プロフェッショナルとして、どのように貢献し、どのように成果をあげていくかという内容で、いわれてみると非常に当たり前で目新しいことはないように思いますが、それでも非常に体系的にわかりやすくまとめられていて、はっとさせられます。モチベーションが下がった時に読むといいかもしれません。


 


以上5冊


 

[Thu, 07 Jan 2010 01:35:00 +0900] edited by tomo

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