PEPSI : One People
話題になっていますが、ペプシが始めた世界を良くするアイディア募集プロジェクト「pepsi refreshproject」のプロモーションムービーが別の意味ですごい。
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
エージェンシーはTBWA\Chiat\Day Los Angeles。ディレクターはFrancois Vogel。クリエイティブ・オフィサーはRob Schwartz。
お分かりかもしれませんが、この作品は2009年12月に発表された文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞受賞作「日々の音色」(下記参照)のコンセプトをコピーしたもの。日々の音色のスタッフはもちろん一切関わっていない模様。
日々の音色
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
ちなみに日々の音色が発表されて1ヶ月ほどでイスラエルのテレコム会社のCMが同様なものが使われた事もありました。
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
以前とりあげたオリンパスのTHE PEN STORYやPlayStation3のPlayfaceでも同じようなコンセプトのコピーが行われ、大きな問題となりました。オリンパスは、ムービー中に一文を加えることで鎮静化しましたが、今回はペプシという強大なブランド、社会貢献というプロジェクトの性格などもあり、そしてムービーのクオリティとして微妙と、さらに大きな問題となっています。もちろん影響を受けたなら、THE PEN STORYのようにそのように明記するなり、なんらかの告知があってしかるべきだと思います。
どこまでがメソドロジーでどこまでがアイディアかという切り分けは確かに難しいとは思います。ただ日々の音色のコンセプトは、もちろん単なるメソドロジー以上の、非常に素晴らしいクリエイティブな発想が確かにそこに存在します。そのコンセプトを、まるで自分が考えたかのように、オリジナルへの敬意もないまま、まるごとコピーするというのは、表現者としてかなりいかがなものかと思います。ペプシのプロジェクト自体は非常に素晴らしいものだけに、こんな形で悪評がたつのはとても残念です。
ただ、唯一の救いは、これだけのコピーを産むことは「日々の音色」がそれだけ素晴らしいものであることの証明にはなっている事だとは思います。





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