「画像認識」新聞
もしかしたら、これが発行部数減少が続く新聞や雑誌に残された最後の、そして最高の希望かもしれません。スイスの最大発行部数のタブロイド紙「Blick」が画像認識エンジンを提供しているkooabaと組み、新聞全ページをkooabaのアプリケーションで認識できるように変更。それがどういうことを意味するのかはとりあえず以下のkooabaのデモムービーを御覧下さい。
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
Blickで実際にどのように動作しているかはこちらのムービーを御覧下さい。
つまりは、iPhoneもしくはAndroidのkooabaアプリケーションで、Blickのページを写真にとると、そのページに付随した情報に加えて、PDF化されたページを手に入れられるようになっており、さらにFacebookなどのソーシャルメディアで共有することも可能。ユーザはkooabaのサイトにログインすることで、スナップしたページの情報をいつでも見ることも可能になっています。
このような新聞の画像認識を行う試みという意味では、日本でもクウジットと博報堂DYメディアパートナーズ、朝日新聞が組んで、新聞広告に専用マーカーを埋込、それをA-Clip(iTunesリンク)という専用アプリケーションで読み込んで付加情報を提供することをやっています。また物理的に存在するもの、例えば新聞そのもの(いわゆるアトム)を買うと、デジタルコンテンツ(いわゆるビット)がついてくるというモデルはエニグモが一瞬だけ始めたコルシカ(現在はサービス停止中)が同じことをやっています。
しかしkooabaが画像そのものを認識するのに対して、A-Clipが専用マーカーを必要とする点、コルシカは著作権でもめてサービスがそもそも停止中であることを鑑みても、如何に技術的、政治的に難題が多いかがわかるかと思います。それに対して新聞社そのものが主体となって、このようなサービスを立ち上げたことは非常に大きな意味を持つでしょう。それだけ現状に危機感を感じているということの裏返しなのでしょうが。。





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