3Dワープ手ブレ補正
iPhoneにも動画撮影機能が追加され、ますますムービーを撮る機会が増えていますが、ムービー撮影で問題となるのが「手ブレ」。この「手ブレ」をなくすためには、ハードウェアとして、ステディカムという固定できるカメラを使うか、ソフトウェアとして、撮影した映像を解析して、手ブレ補正をするかの2つのアプローチがあります。ステディカムは非常に強力ですが、最近まで非常に高価なものだったので、なかなか家庭用として普及するには至っていません。そこでソフトウェア的に解消する手段が様々研究されていますが、その中でも劇的に解消する方法が発表されました。とりあえず以下の説明ムービーをご覧ください。
Content-Preserving Warps for 3D Video Stabilization
(Youtube;要Flash;BGMあり;RSSリーダによっては表示されません)
既存のアプリケーション、例えばiMovie'09やFinalCut Proにも手ブレ補正機能はついていますが、それらの手ブレ補正が撮影された映像を2次元的に解析し、いくつかのポイントの揺れ具合を測定することで補正するという手法をとっているのに対して、上記の手法は、3Dメッシュを使って映像を3次元で解析し、撮影時のビデオカメラの(手ぶれのない)理想的な軌道を算出し、それにあわせて手ブレ補正を行うという方法をとっているようです。
この手法を編み出したのは、 Wisconsin-Madison大のFeng Liu、Michael Gleicherという2人とアドビのHailin Jin,Aseem Agarwalaという2人のエンジニア。この研究結果は今年のSIGGRAPHで発表される模様。
そしておそらく次世代のPremiereやAftereffectsに搭載される予定。
これほど劇的に解消されるのであれば、そのリリースが本当にかなり楽しみです。
Link :: Content-Preserving Warps for 3D Video Stabilization
上記の説明は間違っている可能性があるので、補正アルゴリズム等はこのオフィシャルサイトでご確認ください。また様々なサンプルムービーをご覧いただけます。
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