| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
とうとう扉が開かれた。
Flash Platform構想が発表され、「FlashPlayerはJAVA VMの夢をみるか?」という記事を書いてから3年。
ついにSWF仕様の使用制限が撤廃される。
このOpen Screen Projectは、PCだけでなく、モバイル、テレビ、さらにはあらゆる"スクリーン"でFlashおよびAIRを再生できるようにするというプロジェクト。
つまり文字通り「Write Once, Run Anywhere」を実現するもの。
もちろんアドビだけでそれを実現できるはずもなく、このプロジェクトには、ノキア、ソニーエリクソン、クアルコム、サムソン、モトローラ、LG、東芝、NTTドコモ、中華電気通信、ARM、Intel、マーベル、Cisco、NBCユニバーサル、MTV、BBCとデバイス、コンテンツの名だたる企業が参画。
このプロジェクトに際して、アドビは次のことを行う。
1.SWF/FLVの仕様使用制限を撤廃
これまでアドビはSWFのファイル仕様は公開していたものの、初期JavaにあったMS vs Sunのようなランタイムのばらつきを避けるために、仕様を利用して、SWF Playerを作成すること、FLVエンコーダを作成することを禁じてきました。これを変更して、まずFlash Playerの仕様使用制限を撤廃、そして将来的にはAIRの仕様を公開する。
これにより、Adobe以外でもFlash Playerを作成することができるようになり、既存環境以外にもさまざまなデバイスでFlashが動作することが可能になり、今まで以上にFlashの可能性が広がることになる。
2.Flash PlayerをポーティングするためのAPIを提供
よりスムーズにFlash Playerの移植を行えるようにポーティング用APIを提供。
3.2009年に予定されているFlashPlayerの次期バージョンから携帯端末へのライセンスフィーを無料にする
PCでは無料となっていますが、現状モバイル端末製造業者が現在支払っているライセンスフィー(このライセンスフィーはアドビの利益の2%)を次期バージョンからPCと同様に無料とする。さらにAIRも無料となる。
4. AMF、およびFlash Castをオープンソース化
Flash/Flex/BlazeDS等で使われているバイナリプロトコル、AMF、およびドコモのiチャンネルで使われているFlash Castをオープンソース化。
これらの背景にはやはり、先日Nokia端末への搭載を発表し、さらにMeshとよばれるあらゆるデバイスでデータを同期できるデータストレージサービスを発表したマイクロソフトのSilverlightの脅威があるのかもしれません。
現状のFlash8相当のFlash lite3とPC版のFlash Playerというリソースのフラグメンテーションを打開し、ディベロッパー/デザイナーを集中させるために、このプロジェクトがうまれたのではないでしょうか。
このプロジェクトによりほんとうに「Write Once, Run Anywhere」となった時、どんなコンテンツが生み出されることになるのか非常に楽しみでなりません。
|
|