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2007年6月19日

Prometeus

[ Google ] [ Web2.0 ] [ Yahoo! ]

以前、GoogleとAmazonが合併するという"フィクション" EPIC2014が非常に話題になりましたが、それと同様にGoogle、Amazon、Second Lifeの未来を描いたショートムービー

Prometeus

(Youtube;要Flash;音声必須;RSSリーダによっては表示されません)

英語での字幕。
一応訳してみました。(適当なので、あくまで参考程度)

Prometeus

人間は神である
人間はどんな人物にもなれ、すべてを知っている。
それがPrometeusの新しい世界。


それは20世紀末、インターネットによるメディア革命からはじまった。
グーテンベルグが発明した"紙媒体"、著作権、ラジオ、テレビ、広告といった旧世代のメディアに関連するすべてが消滅した。
これに対して、"旧世界"は著作権を厳しく制限するという対抗手段をとり、
違法コピーに対する新しい法律によって、ナップスターは訴えられた。
と同時に、フリーのインターネットラジオが出現し、
また、インターネットテレビであるTivoにより、ユーザはコマーシャルをスキップして番組をみることができるようになった。
さらにウォールストリートジャーナルはウェブ化し、GoogleはGoogle Newsを開始。
毎日何百万ものユーザが、何千もの記者が投稿するオンラインでもっとも巨大な新聞、Oh My Newsを読み、
Flickrは史上最大級のフォトレポジトリとなり
同様にYoutubeは史上最大のムービーレポジトリとなった。

このようなユーザの力は、プロシューマという新たなユーザ像を生み出した。
プロシューマとは情報のプロデューサであり、コンシューマでもある存在。
そしてだれでもプロシューマとなりえる。

ニュースチャンネルは、インターネット上でみることができるようになり、ブログは旧世代のメディアよりも影響力を持つようになった。
そして新聞は無料で配布されることになり、ウィキペディアは史上もっとも完璧な百科事典となった。

2007年にはライフマガジンが休刊となり、ニューヨークタイムスは自らのテレビチャンネルを売却し、
今後はインターネット上で展開すると宣言。
この動きにBBCも追従。

世界の主要な都市では、無料で高速回線にアクセスできるようになり、巷ではブログやデジタルメディアから印刷された記事が読まれるようになった。

何百万ものユーザがインターネット上の多くの仮想世界を使うようになり、一人一人が多くのオンラインアバターをもつようになった。
Second Lifeは音声会話できるアバターを開発した。
旧世代のメディアは対抗手段を再び講じ、、ラジオ、テレビ、新聞といった画面に課税する措置をとり、ウェブからの違法ダウンロードは、何年もの刑務所送りとなる犯罪となった。

こうした状況は2011年ごろに転換点を迎える。
広告売買がインターネット上で行われるようになり、電子ペーパーが量産されるようになったからである。
だれでもどんなコンテンツでも、電子ペーパーで読むことができるようになった。

2015年、新聞とテレビは、姿を消し、地上波デジタルは廃止され、ラジオはすべてインターネットラジオとなった。
メディア業界は適者生存が進み、"T-Rex"のみが生き残れる時代となった。
そう、インターネットがすべてのコンテンツを包含し、関係付けるものとなったのである。

Googleはマイクロソフトを買収し、AmazonはYahoo!を買収。
このようにして、BBC、CCTV、CNNとともに、この2社は世界のコンテンツリーダとなった。

本や画像、新聞記事といった硬直化した情報の概念は、変化し、ナレッジ・フローへと変容した。
広告は、コンテンツクリエータや作者自身によって選ばれ、広告自体が情報となり、比較となり、経験となった。

2020年"Free Culture"の著者、ローレンス・レッシグがアメリカの司法長官となり、著作権という権利が違法であると宣言。

人間の5感を複製するデバイスがバーチャル・ワールドで利用できるようになり、現実がSecond Life内で"複製"できるようになった。
だれもが、バーチャルワールドで情報や人を見つけ出すエージェント・アバター、Agavを持つことができるようになった。

2022年Googleは、Agavの標準的なインターフェイスであるPrometeusをローンチ。
そしてAmazonは、"現実を複製"する企業、「Place」をローンチ。
ユーザは火星に行くことも、ワーテルローの戦いにいくことも、スーパーボールに参加することも"現実"としてできるようになった。

2027年 Second LifeはSpilitというものに進化した。Spiritでは、ユーザはアバターを通
して、なりたいものになることができ、記憶や経験、感情をシェアすることが可能になった。
記憶の売買は、当たり前のことになった。

2050年 PrometeusはPlaceとSpiritを買収。
仮想人生は地球で最も巨大な市場となった。
Prometeusはユーザのために、新しい世界、つまり地球のアバターを見つけようと、すべての宇宙活動に資金提供を行っている。

経験こそが新しい現実となった。


Ghost In the ShellやMatrixを彷彿とさせるサイバーパンクな内容ですが、一つの考察としてはかなり面白い。
このムービーのように、人の5感をエミュレートできるデバイス、いわゆるバーチャル・リアリティーが現実のものとなったときには、ここまでとはいかずともドラスティックな変化が起こることはまちがいないのでしょう。

Via :: Read/Write Web

TrackBack:http://www.nitenichiryu.org/MT/TrackBack.fpl/1898




Posted by TN at 2007年6月19日 02:25 | | |add.gif
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