Mac OSX Internalsの著者Amit SinghがOSXに移植しているFUSE(Filesystem in UserSpacE)。
Google Codeでプロジェクトページができ、公開が始まり話題になっていますが、それを使って遊んでみましたというお話。
[03/06追記]
sshfsのCLIでの使い方はHasta Pronto.orgさんの記事が詳しいです。
まずFUSEとは何かということですが、もともとはLinuxで開発されたもので、対応する(FTP,SSHなどの)プロトコルを、ファイルへの操作として扱うことができるということです。
たとえば通常だとFTPでリモートマシンに接続して、そこでFTPコマンドで操作を行うということになるところを、リモートマシンをローカルマシンのファイルシステムとしてマウントして、あたかもHDD内の1フォルダを操作しているかのように扱うことができるというもの。
プロジェクトではさまざまなファイルシステムが動作したと書かれていますが、現状プロジェクトとして公開されているものは2つ。
1つはSSHFS。もう一つはSpotlightFS。
(この二つは上記サイトからダウンロードできます)
そしてもう一つ。
プロジェクトからではないものの、Macの標準機能ではRead専用になってしまうNTFS(Windowsの"標準”フォーマット)をMacFUSEを使って読み書きできるようになるNTFS-3g。
この3つをためしてみました。
MacFUSE-Core-0.1.9,SpotlightFS-0.1.0,sshfs-0.1.0.dmg,NTFS-3G 20070118 (Full)を使用。
以下At Your Own Riskでお願いします。
MacFUSE自体は通常のパッケージと同じなので、特に考える必要もなく、インストーラでインストールできます。Kernel Extentionなので、再起動が必要です。
これはその名のとおり、SSHをつかってリモートマシンをファイルシステムとしてマウントするというもの。0.1.0からGUIのアプリケーションになりました。
ダウンロードしてアプリケーションフォルダにコピーするだけで使えます。
ダブルクリックして起動すると、

このようなプロンプトが現れるので、接続するサーバー名とユーザー名、必要であればディレクトリを入力します。
(プロンプトが現れない場合は、メニューのFile>Connect to SSH Serverを選択)
注意したいのは、SSHFSで接続すると自動的にchrootされ、そのディレクトリよりも上位のディレクトリには上がれなくなります。
connectをおすと、パスワード入力画面になり、パスワードを入力すると、マウントされ、デスクトップ上にアイコンが出現します。
情報等をみると容量1TG、使用量0となっていますが、当たり前ですが接続したマシンの容量分しか使えません。
この状態でFinderでドラッグ&ドロップしたり、作成したファイルをSSHFS上に保存したり、上書きしたりすることが可能です。
件のDreamhostにファイルを送る時も同様にFinderでドラッグ&ドロップすることがもちろん可能です。
ただOSXの標準のFTPFSでマウントしたり、FTPでファイルをコピーするするよりははるかに遅いです。
その名の通り、SpotlightをFinder以外でも使えるようにしたファイルシステム。
ダウンロードしてアプリケーションフォルダにコピーするだけで使えます。
ダブルクリックして起動します。
デスクトップ上にSpotlightFSというアイコンが現れます。
ダブルクリックして開いた後、そこに好きな名前、たとえば「Screenshot」と名付けたフォルダをつくると、
FinderでSpotlight検索した時と同じように、そのフォルダ内にファイルが(シンボリックリンクとして)表示されます。
つまりフォルダ名でSpotlight検索した結果がそのフォルダの中に入るという機能です。
そしてもう一つSpotlightFSの機能として「SmarterFolder」というものがあります。
SpotlightFSの中に中身が空のフォルダ、SmarterFolderがあると思います。
これは、特にコマンドラインで強力なツールで、検索したい文字列を与えることで動的にフォルダに追加されていきます。
つまりコマンドラインの場合は、
$ pwd /Volumes/SpotlightFS/SmarterFolder$ ls
Icon?$ ls MacFuse
:Library:Receipts:MacFUSE Core.pkg
:Library:Receipts:MacFUSE Tools.pkg
というふうにオプションとして与えた文字列でSpotlight検索した結果がダイナミックに表示されます。
Finderで行う場合は、SmarterFolderを表示させている状態で、Finderの「移動>フォルダへ移動」を選び検索文字列を入れると動的に表示されます。
BootCampを使って、32G以上のパーティションをWindowsに割当て、OSXから読み書きしたい、外付けのNTFSのHDDにOSXから読み書きしたいなど、今まで書き込みができず困っていたNTFSを読み書きできるようにするファイルシステム。
1.インストール
これはGoogle Codeでは今のところ提供されていません。
Apple Novaのフォーラム「MacFUSE: FUSE for the Mac」スレッドのShadowOfGedという方が提供しているので、スレッドをおって最新版を入手してください。
(これをかいている時点での最新版が表示されているページにリンクしてあります。)
ダウンロードしたら、MacFUSE Tools 0.1.7をインストール。その後、NTFS-3G 20070118.dmgをインストールしてください。(この順番でないとインストールできません)
そして再起動。
HDD内にNTFSパーティションがあるとOSXが自動的にReadOnlyでマウントしてしまうので、一度アンマウントします。
コマンドラインでumountするか、ディスク・ユーティリティを起動して「マウントの解除」をおこなってください。
その後コマンドラインで、以下のように入力する
$mkdir /Volumes/Windows
マウントポイントの作成。Windowsの部分は好きな名前で可。$sudo /usr/local/bin/ntfs-3g /dev/disk0s3 /Volumes/"Windows" -o ping_diskarb,volname="Windows"
読み書きできるファイルシステムとしてマウントされます。
BootCampでWindowsを入れて、NTFS-3gとParallels3を使えばある意味最強のWin/Mac環境になるかもしれません。
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