JASRACと知財裁判所は日本の音楽を殺す気なのだろうか。
読売新聞2007年1月29日
レストランでピアノ演奏 - 「著作権侵害なし」ネット中継で証明
和歌山 - 使用料巡り訴訟 あす判決著作権を侵害しているとして日本音楽著作権協会から申請された仮処分で、ピアノなどの演奏を差し止められた和歌山市内のレストランが、著作権使用料@を払う必要のないクラシックやオリジナル曲だけを演奏していることを証明するため、ネットで協会に演奏の中継を始めたところ、仮処分の抗告審では演奏を認める異例の決定が出された。協会はこれを不服として提訴。攻防が続いた訴訟の判決は、30日に言い渡される。
レストランは、和歌山市の「デサフィナード」。協会が2004年6月、著作権の管理を委託されている曲を演奏しているとして著作権使用料を求めたところ、経営者の木下晴夫さん(56)が「演奏のほとんどは著作権に触れないクラシックやオリジナル曲」と拒否した。
協会は同10月、大阪地裁に仮処分を申請。木下さんは「使用料の必要な曲は今後、一切演奏しない」と約束したが、地裁は05年4月、「演奏内容を確認するすべがない」と演奏を差し止める決定を出した。これに対し、木下さんは曲目に問題がないことを示すため、店に音声付きモニターカメラを設置。演奏の様子をネットで流し、協会側にパスワードを知らせて常時確認できるようにした。
結果、抗告審では、大阪高裁が「曲を確認できる状態になった」として仮処分決定を取り消した。
協会の担当者は「演奏中止の仮処分が退けられたケースは聞いたことがない。オリジナルと称している曲も元の曲をアレンジしただけで、使用料は払うべきだ」と主張。翌10月、演奏の差し止めと、著作権侵害による損害金約250万円の支払いを求める訴えを大阪地裁に起こした。木下さんは「仮処分決定が取り消されたのに、改めて演奏差し止めの提訴をするのは納得いかない。司法には正しい判断をしてほしい」と訴える。
読売新聞2007年1月31日
損害賠償金190万円やピアノ撤去命じる - 生演奏著作権訴訟ピアノの生演奏をしながら著作権使用料の支払いを拒否するのは違法として、日本音楽著作権協会が和歌山市のレストラン「デザフィナード」経営者の木下晴夫さん(56)を相手に演奏差し止めなどを求めた訴訟の判決が30日、大阪地裁であった。田中俊次裁判長は「将来的にも著作権侵害行為を続ける恐れがある」として演奏差し止めやピアノ撤去、損害金約190万円の支払いなどを命じる判決を言い渡した。
http://2ch-news.net/up/up39372.gif
http://2ch-news.net/up/up39373.gif
この場合、著作権の侵害行為をしているという立証責任がJASRAC側にあると思われるし、しかもウェブカム経由でそれを確認できる状態にまでしているにもかかわらず、「将来的にも著作権侵害行為を続ける恐れがある」などという意味不明な法理によって損害賠償責任を負う意味がわからない。
Via :: 痛いニュース
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|こんばんは。
コメントありがとうございます。
高裁の判断はある意味フェアで画期的とも思えるように思われます。
それを前例がないという理由で、損害賠償を起こすJASRACも、未必の故意があるならまだしも、オリジナルしか演奏しないと宣言し、それを証明する手段をも提供しているデザフィナードにたいして、将来の違法行為というウルトラC的な理由で違法性を認める司法にも憤りを感じます。
控訴審ではちがった判断が下されることを望みたいですね。
「演奏中止の仮処分が退けられたケースは聞いたことがない。」
って、先例がないと実行してもらえないなら、
先例なんて永遠にできないですよね。
システマティックな判断て無意味だなあと思います。